盛況だった市民討議会・見本市!

2012年3月17日 09時45分 | カテゴリー: 活動報告

討議デモクラシーを広げよう!

ご挨拶する代表の吉田純夫
ご挨拶する代表の吉田純夫
 去る3/10(土)日本青年館にて、第5回「市民討議会・見本市」が開催されました。
 国立市では、南部地域整備基本計画策定時に、初めて市民討議会が実施され、当時は、全国でも珍しく「まちづくり」の分野をテーマにしたものとして話題になりました。
市民討議会は、今では開催数(派生型も含め)が全国で200例以上になりました。
 今回は、全国の‘開催傾向’と‘品質保証’をテーマに、5つの事例発表、さらに市民討議会に関する新刊の解説がされました。

事例報告で、印象深かったのは、新宿区の区民討議会です。開催は、昨年10/22,23の2日間。10:00〜17:00で、討議は各3回。テーマは「実施計画素案に掲載の事業について」。1200通の案内を送付し、参加承諾は94名。この中から抽選で60名を選出。いわゆる『事業仕分け』を、区民がする画期的なものでした。何より、担当職員が、市民討議会に並々ならぬ情熱を持って取り組んだことが、ひしひしと伝わってきて、感動的でした。こんな職員がいたら、どんなに区民は幸せだろう!と思いました。
全国的に見ますと、市民討議会のトップランナーは、やはり三鷹市です。市民討議会の実行委員を、前年度に実施した「市民コーディネーター養成講座」を修了した市民を中心に構成したことは画期的でした。NPOみたか市民協働ネットワークと市が協働で事務局機能を果たしました。全体的に他の追随を許さぬ勢いが感じられ、市民自治のお手本ともいえます。
国立市もそうでしたが、参加したほとんどの市民が「楽しかった」「また参加したい」との声を寄せています。
“金太郎飴”になりがちな市民参加に、新たな風を起こす討議デモクラシーは、さまざまなスタイルがあっていいと、私は思っています。

初期の頃に比べると、確かに自治体計画の根幹にかかわるものをテーマに据える事例が増えてきた実感があります。それだけ、市民討議会が認められてきた証しだろうと思われます。
さらに「品質保証」については、会場からも活発な発言が出され「行政とのつながりを作ること」「質保証のシステムづくりが必要」「三鷹モデルから支援組織の在り方を模索」etc.熱心な議論が続きました。
見本市終了後の懇親会場では、青年会議所OBはもちろんのこと、学識の先生方、私を含め市民討議会推進ネットワークメンバーに加え一般参加の方々も、市民自治とこれからの討議デモクラシーのありようについて、時間も忘れ真剣に議論をしました。

 さて、来年はどのような事例がいくつ出てくるか、楽しみです。国立市も、そろそろ“事業仕分け”を市民討議会で実践してみても、いいのではないでしょうか?