八ッ場(やんば)ダムと原子力発電所との無理矢理なカンケイ

2011年7月18日 21時14分 | カテゴリー: 活動報告

真実を見抜く力をつけよう!

今年、初めてのゴマダラカミキリに対面!
今年、初めてのゴマダラカミキリに対面!
 まだ、7月中旬だというのに異例の酷暑続きに、TVでは毎日のように熱中症対策をよびかけています。節電のために、熱中症になる人が出ると聞けば「なんと、マジメな方!」と思います…。
そんな善意の方々の命にかかわるような行為に対し、微塵も思いやるイマジネーションのない原子力推進派とダム建設推進派は、ひじょうに似ているような気がします。
いまや、どなたもがご存じのように、国は、さまざまな施策を実現させるために、ステークホルダーといわれる人々のみならず、直接カンケイのない国民にまで、偽りのデータを基に、国民の善意に甘えて事業展開をしてきたのです。

 2004年秋、私は、八ッ場ダムをストップさせるための裁判の原告として名を連ねました。私の加わっている「東京の会」を含め1都5県で、同時裁判を起こしました。
巨額の税を投じて、利水にも治水にも“役立たず”で“危険な”巨大ダムを造る必要性がどこにあるのか?その検証を求めて争ってきました。
政権交代後、完全にダム建設がストップするかもしれないという期待はむなしく、国交大臣の交代もあり民主党の腰砕けには、本当にガッカリ!です。
裁判では、弁護士の方々は手弁当で献身的に取り組んで下さっています。
全体原告団弁護団事務局長を務めて下さっているのは、私の故郷のいわき市に住む広田次男弁護士です。私は、東京の裁判の原告ですが、不思議なご縁と思っています。私は、現在、再びいわき市の住民になりました。
 皮肉な事に、福島第一原発事故を契機に、ようやく脱原発の機運が高まってきましたが、八ッ場ダムも原発も、共通して言えるのは「“基準”や“データ”は、いったい何を根拠にしているのか?」ということではないでしょうか。
放射能の「暫定基準」って、いったい何?食品衛生法に放射性物質に関する安全基準がなかったために「飲食物摂取制限に関する指標」をもとに、暫定基準を決めたとのことですが、これは原子力安全委員会が示したものです。「な〜んか、ツルんで決めたんだね〜」と言われても仕方ないでしょう。
 八ッ場ダムの建設根拠とされている「基本高水(どれくらいの洪水に耐えられる河川をめざすのか、水系を一貫して定めた目標)」について、検証すべき日本学術会議の1人は、第三者にあらず、2005年に利根川の基本高水2万2000を定めた社会整備審議会・河川整備基本方針検討小委員会で資料を作成した当事者であった、という話に、呆れるばかり!
どこまでいったら、信頼できる政治が実現するのでしょうね?
そのためには、私たちひとりひとりが、選挙の時だけではなく、しっかりとチェックし、声を上げていかなければならないと感じています。

8/2(火)13:25〜、東京地裁(522号法廷)において、治水に関する情報公開裁判の判決が出ます。どうぞ、傍聴できる方は、東京地裁へお運びくださいますよう、お願いします。

八ッ場ダムをストップさせる市民連絡会
http://www.yamba.jpn.org/index.html