国立市の水道水、独自で放射性物質調査

2011年4月14日 11時48分 | カテゴリー: 活動報告

子どもたちの安全のためにでき得る限りのことを!

本日(4/13)夜、国立・生活者ネットでは、都議の山内れい子、市議のあべ美知子小川ひろみ、政策担当の前田せつ子と共に、この福島第1原発事故に伴う市民の安全の確保について、幾度目かの議論をしました。

 4月11日、国立市では水道水の放射性物質の調査を独自調査し、市のホームページ上にアップしました。
国立市の水道水のうち、河川水は利根川水系と多摩川水系のブレンドされたものが東村山浄水場から送られてきます。市内には13の水源井戸があり、そのうち3つの井戸が故障などで揚水停止しています。(このことは、12月議会で小川議員が取り上げ、早急の改修を求めました)現在の国立市のブレンド率(河川水:地下水)は、ほぼ5:5となっています。
 2011年4月から、水道は、東京都へ一元化されたことにより、国立市では、今回の震災に伴う福島原発事故による水道水の汚染について、地下水についても調査をしてほしいと訴えました。しかし、東京都は「井戸は大丈夫だから、調査はしない」とのスタンスを取ったため、国立市としては、独自調査に踏み切ったものです。
中浄水場に近い谷保第三公園と、谷保浄水場に近い谷保浄水公園で取水して調査をした結果、いずれも放射性物質は検出されませんでした。以後、河川水でも検出がないという確認ができるまで、4/18、25までは、調査するとのことでした。
また、東京都に対しては、国立市長名で調査の要望書を提出しました。(下参照)

 私は、福島県の出身ですから、3/11の東日本大震災以降のことは、ひじょうに複雑な思いで見てきました。とりわけ、4/11の余震は、実家のあるいわき市での揺れは震度5弱で、3/11よりも大きな被害があり、原発もレベル7という発表があり、心穏やかではありません。発災当時から、放射性物質の情報について「なぜ、ヨウ素とセシウムしか、発表されないのか?」疑問だったのですが、ここにきて土壌からストロンチウムが検出されていたことが明らかになりました。
 野党は、盛んに現政権への批判を強めていますが、福島原発をはじめとする原子力政策を積極的にすすめてきた責任は、前政権にあるはずです。
 
 使用済み核燃料を今後どのように処理するのかは「どうやって燃料棒を安全に抜き出すか」にかかっています。まるで「時限爆弾の装置をいかに解除するか」という作業になるのでしょう。ナタネを植えることでストロンチウムやセシウムを吸収する「バイオメディエーション」が検討されているとも聞いていますが、いずれにせよ、国民に隠すことなく、すべての情報公開と、具体的に、子どもたちへの安全確保の施策を各自治体が国に要望していく必要があると、生活者ネットワークでは考えています。
また、子どもたちの学校給食の野菜の安全性もしっかりとチェックしていく必要があると考えています。