東北沖地震と国立市2011年度予算可決

2011年3月13日 21時20分 | カテゴリー: 活動報告

未曾有の災害に学べ!

 11日午後に起こった東北地方を中心としたM.9.0の大地震では、既にマスコミ報道されているように、甚大な被害が出ています。「スーパー広域災害」といわれる多くの自治体にまたがる、これまでにない悪夢が起こってしまいました。

 国立市議会では、発災時、まさに2011年度予算審議の最中でした。委員会は、一時中断したものの、すぐに再開。採決して、委員会を閉じました。10日の一般会計予算は可決。11日の特別会計も可決となりました。
しかし、自民党・公明党・明政会・たちあがれ日本による予算の一部凍結と追加要望を求める付帯決議案が提出され、可決されてしまいました。
凍結事項は、①明和マンション控訴審の裁判費用②住基ネット控訴審の裁判費用③住基ネットシステムサポート委託料④事業仕分け、の4項目。
追加要望は、①公立小学校のエアコン設置。
凍結事項の①②は、住民訴訟ですから控訴しないということになると、これまでの市の方向性を変えるということになります。また③の委託料は、万が一、住基ネットを再接続する時のための最低限のバックアップですから、これを凍結せよ、となると「未来永劫、接続しなくていいのね?」と提出者の矛盾に、あきれてしまいます。
  
 さて、今回の大地震は、未だ余震も続く中、現地の方々の不安はいかばかりかと思います。こちらも報道にくぎ付け状態です。
 実は、私ごとではありますが、実家がいわき市なので、やはり、なかなか連絡が取れず、心配しました。
 母が末期がんで、在宅療養中のために、地震とは別に、この週末は帰省する予定でした。しかし、東京駅も上野駅も、前日から帰宅できないでいる人々などで、怒号飛び交う異常な混雑ぶり!あわや、将棋倒しに!という場面もありました。
常磐線も常磐道の高速バスも全面運休で、私は実家に戻ることをあきらめました。
その後、実家と連絡が取れて、両親も弟も無事であることを確認しました。しかし、家の中は、めちゃくちゃ。津波は、2ブロック手前まで来たそうです。断水しているとのことで、病人を抱える家にとっては、不便な状況ですが、幸い井戸があるので、なんとかしているようです。
 実は、避難勧告の出ている地域だったのですが、「どうせ死ぬなら、家にいたい」という母の言葉に、父もそのまま、自宅にいたようです。

 原発事故のその後が、気がかりですが、こういった大災害のときこそ、行政や地域で、どのような備えをすべきかを、あらためて議論する機会であると考えます。
予算審議で住基ネット接続を、声高に訴える議員もいましたが、未曾有の災害の前には、何の役にも立たないのです。face to faceでの情報の把握、人と人とのつながりこそ、最大の「生きるための力」となります。
 災害時に中枢となるはずの役所そのものが、津波にのまれて、その機能を発揮できない状況の被災地もあり、予期せぬ事態に、どう対応するのかも考えなければなりません。
 また、この機会に、「原子力」に頼らず「自然エネルギー」の推進に、力を注ぐべきではないでしょうか。

 被災された方々には、心からお見舞いを申し上げます。
そして、これ以上の被害が起こらないように、祈るばかりです。