多摩川衛生組合における「有害ごみ焼却試験」発覚!

2010年9月18日 10時00分 | カテゴリー: 活動報告

9月議会の一般質問からPartⅡ

 構成4市(稲城市、狛江市、国立市、府中市)から成る多摩川衛生組合において、有害ごみ(蛍光管、乾電池)を焼却試験した事件が、明るみに出たのは、府中・生活者ネットワークが、「スラグの出荷状況に関する資料」を情報公開の開示請求をしたことがきっかけでした。その資料の中に「2009年12月に有害ごみ焼却試験をした」との記述を発見したので、何のことだろう?と思い、府中市の担当職員に質したところ「一切、聞いたことがない」ということだったため、急遽8/18に多摩川衛生組合にヒアリングをしたところ、そこで初めて、実証実験(多摩川衛生組合では『焼却試験』と呼んでいます)の写真も含めた詳細資料が公開されました。
その後、9月議会では、府中を皮切りに生活者ネットの議員が4市で、それぞれ一般質問に取り上げました。

蛍光管にはPRTR制度の「第一種指定化学物質」になっている「水銀」が含まれており、極めて慎重に取り扱うべきものです。
私は、一般質問で、国立市における有害ごみの処理方法や今回の試験について事前に情報を得ていたのかどうか、を問いました。
国立市では、10年以上前から、分別し蛍光管は段ボール箱に詰め、乾電池はドラム缶に保管し、専門の処理業者に引き渡し、ほぼ100%再資源化をしており、今回の焼却試験については、副管理者である国立市長にも、全く事前相談なく、行われたことが判明しました。多摩川衛生組合の起案書には、焼却試験をする理由として「処理費が高額になっているため、処理方法のあり方を検討する」との記述があり、環境を司る行政が、環境面の安全性より経費を優先させたのか、とあきれるばかりです。
国立市からも多摩川衛生組合には、強く抗議をしたとのことですが、問題は、こういう場合の事務におけるしくみが不十分であったことが挙げられます。
また、折しも、7月には、都内で水銀によるごみ焼却施設の稼働停止があったばかりです。
一般質問後の建設環境委員会で、急遽、報告事項に、この件が追加されたので、私は、多摩川衛生組合でも、水銀の安全基準を持つべきであること、測定器の設置が必要ではないかということを発言しました。
その後、焼却灰が、無断で日の出町にある「東京たま広域資源循環組合」に持ち込まれ、すでにセメント化されたことも発覚し、管理者である稲城市長は、再度、陳謝しましたが、今後、多摩川衛生組合議会でも、しっかり議論していただきたいと思いました。
 生活者ネットでは、小川議員が多摩川衛生組合議会の議員になっていますので、今後の発言に期待しています。