環境の「これから」と真剣に向き合おう!

2010年7月2日 17時07分 | カテゴリー: 活動報告

環境基本条例可決(6月議会報告)

 湿度が高く、不快指数の高い日が続きますが、皆さんは、体調を崩していませんか?冷房が強いだけで、すぐに体調が悪くなる私にとっては、地獄のような季節の到来です。
 今朝は、どこから来るのか「ぐぐぐ…」という地鳴りで目が覚めました。その音の正体がわかるまで、自分の耳がおかしくなってしまったのだろうか?と真剣に悩んだほどでしたが、実は、近所の宅地開発の重機の音であることが、わかりました。いずれ、建築工事が終われば、その音も終わるでしょうから、それまでの我慢!と私は思えます。しかし、住まいの近くで起こる不快が「もしも半永久的に起こる」としたら、どんな人も穏やかではいられなくなります。

 国立市環境基本条例が、議員提出議案で、この6月議会で可決しました。条例そのものは、不十分なところもありますが「ないよりまし」(と表現された市民の方がいましたっけ!)。
この中には「公害」の定義として「環境の保全上の支障のうち、事業活動その他の人の活動の活動に基づく生活環境の侵害であって、大気汚染、水質の汚濁、土壌の汚染、騒音、振動、地盤沈下、悪臭等によって、人の生命若しくは健康が損なわれ、又は人の快適な生活を阻害されることをいう」とあります。
 実効性を担保するため、第18条の「規制及び誘導的措置」には「勧告」「公表」も入れ込みました。
 常々、私が思うのは、議会や行政は「市民の味方であるべき」という姿勢です。よく「中立公平な立場に立つべき」と言われますが、本当の「中立公平とは何か?」を考えなくてはなりません。
 事業者は利益を上げることが目的であっても「理性的判断」があれば「市民とうまく折り合いをつける」ことこそ、結果的に企業イメージもアップし利益にもつながることと気付くはずだと思うのですが、残念ながら、そういうケースばかりではありません。

 国立市では「下水道プラン2010」が策定されましたが、ディスポーザー設置については、基本的にご遠慮願っています。その理由は①ごみ減量の意識啓発がすすまないこと②りん・窒素の富栄養化になる③下水処理場の負荷が高まること等です。
 しかし、マンション開発業者によっては、「浄化槽付きなら問題ない」として、強引に設置しようとするところもあるようです。「CO2削減になる」などと、もっともらしい謳い文句を広告に踊らせながら!
 果たして、ディスポーザーが、本当に環境に優しいのかどうか、慎重に検討する必要があります。
 ごみ減量が、喫緊の課題となっている時代に「なるべく、家庭に余分なごみとなるものを持ちこまないようにしましょう」と啓発している一方で、「高齢化から利便性が求められる」などという理由で、ディスポーザー設置をすすめようとするのは、いかがなものかと思ってしまいます。国立市民は、意識の高い人が多いので、環境より利便性を最優先するような企業は、果たして受け入れられるものかどうか、ということもあります。
 汚泥の焼却処理過程で発生するN2O (一酸化二窒素)は、CO2の310倍もの温室効果ガスを発生します。安易に許可するべきではないと考えます。
 本気で「環境配慮」をアピールする企業であるなら、せめて、中水道(雑排水を浄化し水洗トイレなどに再利用させるしくみ)にするなど貴重な浄水(地下水)を無駄遣いせぬようにすべきではないでしょうか。

 企業倫理が、問われる時代です。