地球の未来を憂ふ

2010年5月9日 11時38分 | カテゴリー: 活動報告

真剣に環境問題に取り組むことはできないのか?

 鳩山政権の人気は、ジェットコースターのような勢いで下降していますが、政権交代直後に発表した「2020年までに(1990年比で)CO2の排出量を25%削減する」という目標は、高く評価を得ています。しかし、その実態は、どうなのでしょうか。
 ここのところ、気にかかるのは、国内の企業の動向です。JR東海は、リニアの開業を2年延期する一方で、海外輸出もすすめています。乗客1人あたりのCO2排出量は航空機の約3分の1といわれますが、リニアの電磁波が人体に与える影響は避けて通れません。
 また、三菱重工など国内企業による海外での原子力発電所の建設受注も進んでいるようです。原発は、たとえ国内に建設されなくても、万が一、チェルノブイリ級の大事故が起きれば、放射能は国境を越えて飛散します。
 原発は「夢のエネルギー」と言われますが、核廃棄物の処理や「核燃料サイクル計画」(使用済み核燃料からプルトニウムを取り出す)には、環境への不安が拭えません。環境への負荷をできるだけ少なくすることを考えるのなら、太陽光などの自然エネルギーの転換を進めるべきでしょう。
 
 「環境」というキーワードを、単に政治のためのトレンドで終わらせてしまってはいけないと、最近、強く感じているところです。
 “本気で環境問題に取り組む人々”は数多くいますが、分野は違っても、共通点は「すべての環境負荷に敏感であること」です。地球の未来を真剣に憂いているからです。
 国立市議会の(仮)環境基本条例制定特別委員会では、
条例草案に対する市民の意見を聴く会を開催し、また、4/30までパブリックコメントを実施しました。
真剣に環境問題を考える市民の方々から、私たち議員が、真摯に受けとめなくてはならない貴重な意見が、たくさん寄せられました。本当に、ありがとうございました。
私は、議員なら可能な限り条例案へ反映させられるよう心砕くべきと考えています。
「6月議会への上程」を理由に、丁寧な議論を惜しんではならないと思っています。

 特別委員会の中でも「ごみの堆肥化に取り組んでない人は、環境を考えていないのだから」とか「車に乗っている人は環境を語る資格がないとか」そういうレベルの話ではないはずです。
 そんな話をしているようでは「ラクダが針の穴を通るほうがまだ易しい」ということでしょう。