電磁波問題に敏感になろう!

2010年4月11日 20時40分 | カテゴリー: 活動報告

富士見台携帯基地局建設問題から

 2010年2月初旬に、KDDIから富士見台3丁目の一部の住民に携帯基地局建設工事の通知があり、住民の方から、徐々にその情報は、より多くの方の知れるところとなりました。
 計画では、「4/1に工事着工」という乱暴なものでしたが、3/6に“住民の主催”で、第1回の住民説明会が開催され、本日(4/10)に第2回の住民説明会がありました。
 今夜の説明会では、まず、前回出された質問に対する回答とメールで住民から寄せられた質問に対する回答が、KDDIからありました。
 国立市では、2001年の陳情の趣旨採択により、開発等指導要綱の第5条第3項に携帯基地局の建設について、「電磁波の影響が予測される範囲内の土地、建物の権利者及び居住する者に対して、当該施設等の設置に係る計画の内容について説明会等の方法で説明し、紛争が生じないように努めなければならない」という一文が入れられました。しかし、2009年4月に同要綱では、説明会の範囲を「当該施設から水平距離で当該施設の高さの2倍の範囲内における土地、建物の権利者及び居住者に対する」ものと書きかえられていました。
 行政の説明では、先の陳情の翌年に、説明の範囲を明確化すべきとの内容の陳情を受け、2007年、総務省、WHOの見解が明らかにされたことから、要綱改正に踏み切ったとのことでした。
 設置予定業者は、企業利益最優先であるため、こうした見解を自分たちの都合に合わせた読み方をするものであることは、世の常です。「疫学調査等の結果から、人体への影響は認められない」「国の電波防護指針に合致しているから問題ない」などと言う反面「WHOとて絶対安全と言っているわけではない」と、矛盾に満ちた苦しい説明をしていました。
 
 私たちは、利便性と引き換えに「命の安全」を危機にさらしてしまっている状況があります。だからこそ、その中でも、できうる限り、安全をどう確保するか心砕かねばなりません。特にこの地域には、学校や保育園等、子どもたちが多く集う場があります。説明会では、市民の方が、調査されただけでも、すでに、矢川メルカード内の電気店そば、さくら通りのメガネスーパー、さくら通り櫻文堂そば等に、既に携帯基地局があることが判明し、コンパスでその半径400m(今回、KDDIの電波の届く範囲としている距離)を地図上に示すと、重複して影響を受けると思われる地域は、広範囲になります。
それらの事業は「KDDIのものではない」とうそぶきますが、市民にすれば、そういう問題ではない!と怒るのも当然です。

 すでに、携帯関連企業を相手取った訴訟は、全国で起こっており、一度「電磁波過敏症」になった被害者は、耳鳴り、鼻血、肩凝り、胸痛等に苦しめられています。その異常の恐怖は、経験しなければ、想像がつかないものなのでしょうか。「疑わしきものは、黒」と判断し、できるだけ遠ざけることが大事です。特に子どもについては、大人以上に配慮が必要です。
他の自治体の例では、「篠栗町携帯電話中継基地局の設置に関する条例」がありますし、また、鎌倉市でも、市民からの陳情が全会一致で採択されたことをきっかけに、この4/1より「鎌倉市携帯電話等中継基地局の設置等に関する条例」が施行されています。国立市でも、早期に条例策定に取り組む必要があると考えます。