2010年度予算案可決③

2010年4月7日 19時59分 | カテゴリー: 活動報告

生活者ネット会派代表討論より (PartⅢ)

 さて、子ども施策に目を転じますと、2010年度は、「子ども総合計画」策定から7年のしめくくりの年となります。策定当時、重点施策の15事業のうちの1つ「放課後遊び場事業」をモデル事業としてスタートしましたが、現在では「ほうかごキッズ」を全小学校で週2日実施しています。2010年度予算では、地域における子どもの居場所づくりをおこなう団体に対する補助制度が、提案方式で始まります。子どもの居場所づくりを提案してきた生活者ネットとしましては、ユニークな子どもの居場所づくりの提案が、数多く上がってくることを期待しています。
また、防災については、とかくハード面の施策がクローズアップされがちです。今回、医師会との連携で外科医師を含む医療チームによる医療救護所が5小と8小の2ヶ所に設置されていくことがわかりました。避難所運営マニュアルも順次、策定がすすめられていくものと考えますが、消防署とも充分な連携を取りつつ、いざという時、命を救える実効性ある計画とされるよう要望します。
 次に、都市計画マスタープランの見直しの進捗状況についてですが、審議会設置条例が否決されたこともあり、市民には経過が見えにくい状況にあります。庁内の1次評価、市民会議による2次評価が終わり、現在、東京都へ見直し案の照会中であるとのことでした。今後、市民への公表、意見収集もされると思いますが、策定当時に関わった学識者への意見も伺い、最終取りまとめに活かされるようお願いいたします。
 最後になりましたが、下水道の汚泥処理についてです。予算特別委員会でも指摘しましたが、汚泥を焼却すると、N2O(一酸化二窒素)が、発生します。これは、CO2の約310倍もの温室効果ガスが発生します。合流式の汚泥では、再生が難しいとのことでしたが、いまは日進月歩の技術革新がありますので、ぜひ浚渫汚泥から肥料を再生できるように、構成市ならびに、東京都との協議をお願いいたします。また、管きょの老朽化についても、そろそろ考えて行かなければならない時期にさしかかっています。長寿命化計画策定には、調査費用だけでも1億8000万円ほどかかり、その後の管きょ更新には敷設時と同額程度かかるとのことですから、適正な利用料の設定が課題であることも含め、市民に対し早い時期に情報提供されるよう要望しまして、生活者ネットの賛成討論といたします。