アスベストを見逃さない!

2010年3月5日 15時14分 | カテゴリー: 活動報告

3月議会の一般質問から

 この時期、ひと雨ごとに春に近づいて行くと言われますが、今夜は予想より冷たい雨です。
 2/26(金)から、3月議会が始まりましたが、本日、私の一般質問が終了しましたので、順次、その内容の一部をご報告してまいります。

 まず「アスベスト問題について」です。
2009年4月に、東京都の条例等の改正により、届出窓口については、八王子を除く多摩地域では、延べ面積2000㎡未満の建築物は市の環境主幹課へ、それ以上の建築物とすべての工作物については、東京都多摩環境事務所に届け出ることになりました。

 昨年5/22、富士見台2丁目の旧産婦人科病院の解体工事において、解体業者:(有)越高工業は、無届出で、アスベスト除去工事をしました。大気汚染防止法第34条には、届出なしで解体工事を行った場合、3ヶ月以下の懲役、30万円以下の罰金となっています。しかし、国立市は、厳重注意処分で終わらせてしまいました。
答弁では「労働基準監督署に確認したところ、解体業者には勧告・指導に留める、ということを踏まえ、(それより重い厳重注意処分にすることを)判断した」との事です。しかし、都内では告発事例もあり、厳しく対応することで、再発防止につながるのではないでしょうか。

 国立市では、未然防止策として、解体時に必ず、建築指導事務所に出される「建設リサイクル法に基づく届出」を確認することにしたとのことでした。
 私は、同様の事態が起こった時の対応として、①現場ではサンプル採取すること②設計図書を入手することを提案しました。

 また、千代田区では、2007年にアスベスト飛散防止の指導要綱を策定しています。建築物解体届出時に、アスベストの有無を区が独自調査する制度で、これは、全国で初めてのものです。建設リサイクル法の届出時に、吹き付け材が使われている建築物の解体に際して、届出人に対して、吹き付け材の分析データの提出をもとめ、「アスベストなし」の届出には、区職員の立会のもとで、当該建築物からサンプル採取をし、区長が指定する分析機関でアスベスト有無について分析調査を依頼するというものです。それで、アスベストが検出された場合には、当然、費用は届出者の負担となります。このような、サンプル調査をダブルチェックするしくみを、国立市でも策定するよう提案しました。