産み育てやすい環境づくりへ!

2010年1月29日 16時14分 | カテゴリー: 活動報告

本当に求められる少子化対策を

 いまや、少子化対策は、喫緊の課題です。今朝もTV番組で特集されていましたが、妊婦の救急搬送における“たらい回し”が顕在化したことで、ようやく「必ず救急患者を受け入れる」システムが確立されました。いつの時代も、被害者が出なければ、しくみを変えることができないなんて、なさけない話です。
 一方、今朝(1/29)の日経新聞には「にっけい子育て支援大賞」の記事が、大きく掲載されました。受賞団体は、大手企業のほか、地域で「子育てタクシー」を企画・運行しているNPO、父親による夜間パトロールや託児カフェを運営している町内会など、多岐にわたります。こうした地域ぐるみで、子育てしやすい環境をいかに作れるかが、少子化対策の鍵となります。行政は、積極的に、こうした施策を打って出るとともに、子育て支援の市民の活動に取り組む市民組織への支援をすべきです。

 先日、東京・生活者ネットワーク政策委員会主催で「ワークライフ・バランス」の学習会を開催しました。講師の渥美由喜さんは、一昨年、育児休業の実体験をされたことから、「苦労も多いけれど、メリットを体感した」とお話されました。そのメリットとは、業務効率が向上したこと、育児休業の前後に自分の中で仕事の優先順位づけができたこと、育児を通じて、家事全般をこなせるようになったこと、リスク管理能力が高まったことなど、です。ワークライフ・バランスの本質は「従業員のやる気を引き出し、業務体制を見直すことで、個人とチームの生産性をアップさせること」だといいます。統計的にも、これを導入した企業では売上高が3割近く上がったとのことでした。
 早期に、このしくみを広げていくことが、必要であると感じました。