2010年度予算の「帯」をどう結べるのか?

2010年1月15日 17時04分 | カテゴリー: 活動報告

更なる健全化をめざして!

 本日(1/15)の新聞では、菅財務相が、インタヴューに答えて、予算の無駄遣いを削るために「2011年度予算の概算要求を締め切る8月末までに、特別会計や独立行政法人の改革案をまとめる」とも方針を示したとの報道がありました。
 毎年この時期は、どの自治体も予算組みに苦心惨憺するものですが、昨年の政権交代により、大きく予算の組み替えが行われたことで、これまで以上に「右往左往」の状況ではないかと推察します。
 先日から、2010年度予算(案)の議会各会派への説明が始まりましたが、景気の冷え込みもあり、国立市でも、扶助費の伸びは大きく、来年度は生活保護だけでも2.7億円の伸びと聞いています。1/14現在で、経常枠歳入+(財調以外で活用できる基金)=約206億円。経常枠歳出=約181億円。差し引き24億5300万円が、計画事業に使える金額となります。「経常枠支出」には、これまでの健全化の改善努力も含まれていますので、相当の予算圧縮をかけていますが、それでも特別会計への繰り出し金の増加傾向もあり、現時点で1億6000万円の財源不足となっています。
 市税収入は、約1億の減、連動して諸々約2億円まで落ち込むことを、当局は予測していますので「帯を結ぶ」には、更なる努力が必要です。(行政職員は『予算編成できる』ことを『帯が結べる』と表現しているようです)

 まだ、マスコミ等での報道がされていないために、知られていないこととして「女性特有のがん検診事業」の補助率が、10/10(全額)だったものが、1/2になっていることや、子ども手当については、現行の児童手当に比べて、予算規模は約8億円程度増加すること(その準備経費は今年度の補正予算対応にならざるを得ないこと)等が、あります。
東京都の予算については、これから発表されるため、その影響額については、まだ反映されていないのが現状です。
 その一方で、国は、緊急経済対策として「地域活性化・きめ細かな臨時交付金」(10/10)準備しています。現時点で、採択基準すら、明らかにはされていませんが、地元の中小企業や零細企業に受注できるような、きめ細かなインフラ整備事業であることが要件とされています。
 これこそ、公共施設に太陽光発電の設置に活用しない手はありません!菅財務相の目指す本当の意味での「無駄遣い」をなくすためには、安全性に問題のある原子力や、限りある化石燃料に頼るより、持続可能なエネルギーへ「貴重な予算」をシフトすることこそ、有効であるからです。
採択されるかどうかはダメ元ですから、企画提案を全庁的に募るように、提案しました。

 市の2010年度予算(案)が、公式に提案されるのは、2月下旬になります。