続・3月議会の一般質問より

2009年3月20日 11時07分 | カテゴリー: 活動報告

土壌汚染から環境を考える②

 以前、都市計画審議会で、産業廃棄物施設のコンクリート破砕工場による新規の井戸掘削の話があったとき、私は、安易にタダで水を使えるような状況は好ましくない。「南部にこれ以上の産業廃棄物処理施設は来てほしくない」という地元の声もある中で、私は、地下水利用協力金の提案を、何度かしてきました。その後の検討結果を質したところ、今後の課題として検討したいとのことでしたが、残念ながら、その後の進展がなかったことがわかりました。現在、市が把握している事業者で井戸を所有している本数は、18事業所37本であるとのことでした。
 今回は、再度、秦野市の地下水利用協力金の例を詳しく紹介しました。ここは、寄付の申し出をしてもらう方法をとっており、これは、開発協力金と同様の考え方です。秦野市では、2つのパターンの利用協力金制度をもっています。1つは、地下水利用の適正化に関する要綱によるもので、こちらは、井戸にメーターを設置しておき、四半期ごとに揚水量をはかります。協定を結んで、利用量に応じて利用協力金を受けるものです。もう1つは、11指定物質を扱う事業者に対して、その化学物質の搬入量に応じて協力金を受けるというものです。こちらも、協定を結ぶことになっています。
地下水の保全は、国立市だけで頑張っても効果が望めませんので、ぜひ市長会などで、近隣市と連携を図るよう提案しました。
「国分寺崖線フォーラム」が今年で3回を迎えましたが、そろそろ国立市にも開催の順番がまわる時期ですので、そういう機会を捉え、環境先進市として、国立市から、発信をすべきと市長に質したところ「市長会では、まだ議題に上がっていないが、庁内で検討し結論を出したい」との答えでした。
また、水循環基本計画(案)に示されている「水収支」には雨水浸透ますの分は、まったくカウントされていませんでした。目標値を入れ、これもカウントすべきであると指摘しました。個人の家庭が設置できる数には、限りがありますので、ぜひ事業者に協力をお願いしてほしいものです。加えて、災害対策用井戸への登録の協力も働きかけるよう提案しました。
 次に、市内の悪臭問題について、報告を求めました。
飲食店の発する調理臭と汚水処理臭について、臭気調査の結果、汚水処理臭について、第二種区域の基準値28のところ、48という基準値をはるかに上回る臭気指数が示されました。私からは、改善のための費用負担が課題であるということなら、「公害防止資金融資」を事業者に紹介することや、対応マニュアルを持つべきであることを提案しました。

*写真は、ほころび始めた国立二中の校庭の桜です