国立駅周辺まちづくりにおける交通体系を考えよう

2008年4月5日 23時24分 | カテゴリー: 活動報告

〜3月議会の一般質問より〜

昨年8月にスタートした国立駅周辺まちづくり推進協議会は精力的に審議を重ね、3月14日に基本計画(案)を市長へ提出しました。
 駅周辺のまちづくりにおいて、西一条の開通と都市計画道路3・4・10を旭通りまで延伸することで、駅前広場への一般車両の規制も可能となり、歩行者優先の空間を創出することが可能となります。2004(H.16)年の提案書も、そういう駅前広場を想定したアイディアとして出されたものでした。
 すでに、人口減少時代に入り、道路築造の目的は、車優先社会からの脱却のための道づくりへと転換する時代へとシフトしてきました。
 交通体系については、単に車の動線のみで考えるのではなく、歩行者の回遊性をどう図るかが課題となります。
2006年第3回定例会の一般質問においても、南北道路2本の貫通により、富士見通りや旭通りの交通をどのようにしていくのか、そのためにトランジットモールを試験的に行なうよう提案しました。今回は、そのための具体策を、どのような手法で決め込んでいくのか質問しました。
 基本計画(案)の中では、まちづくり手順の第2段階で、富士見通りや旭通りは、現況幅員による一方通行化を行い、歩車共存型のコミュニティ道路を検討することが示されています。歩道の拡幅により、歩行者の歩きやすい空間を設けることで、まちのにぎわいを創出しようという考えです。
 基本計画の次には、詳細設計に入っていくことになるでしょう。そこでは、早期に警察や地元商店会の方、市民や専門の研究者などを交えて、交通に関する総合的な協議の場が必要であると提案しました。
 市は、協議の場には、産業振興の視点、バリアフリーの視点からも工夫をしながら、場合によっては社会実験も考えるとの答弁でした。
 去る3月30日「桜を歩いて楽しもう!2008」が、実行委員会の主催で開催されました。これは、内閣府の全国都市再生モデル調査事業に選定され、多くの市民の方が、当日ボランティアでおこなってくださったものです。公共交通機関以外の一般車両を通行止めにし、車道の左右1本ずつを自転車レーンとし、通常の自転車レーンは歩行者用とし、「歩き」を中心にしました。好天に恵まれ、桜もちょうど見頃とあって、たくさんの方が楽しんでいました。
 こうしたトランジットモールの社会実験は、国立で行われたのは初めてではないでしょうか。
 実行委員会のみなさま、本当に、お疲れさまでした。
今後、駅周辺のまちづくりについては、基本計画(案)の説明会やまちかどオープンハウスが、連続で開催されます。多くの方がご意見を寄せてくださることを、期待しています。