市民の健康のために環境重視のまちへ

2007年10月5日 15時26分 | カテゴリー: 国立市議会

決算特別委員会から

 10/1から5まで、2006年度決算の委員会が開催されています。今回は、その質問と提案についてご報告いたします。
 2005年に都市計画道路3.3.15号線が開通してから、地域の環境がだいぶ変化してきていますが、事務報告書では、騒音やダイオキシン、浮遊粒子物質、NO2など、検査項目も一致してないし地域もまちまちになっています。毎年、発行されております「国立の環境」も、そういう意味からは、あまり見やすい状況にありません。汚染物質ごとに経年変化の比較できるものとできないものとがあるようです。
 こうした調査は、なによりも経年変化が重要であるとの指摘をしました。また、調査結果は、市民への公表が大切であることは、言うまでもありません。
 今回は、NO2に着目して質問をしましたが、これは、ご存知のように物が燃えるときに必ず発生するものです。窒素酸化物によって汚染された空気を吸い続けると呼吸器に影響が出ます。環境基準では、「0.04〜0.06ppmまでのゾーン、またはそれ以下」とされています。しかし、健康に生活するためには、0.02ppm以下であるとされています。
 都市計画道路3.3.15号線が開通してからのNO2は、滝乃川学園北東の位置で、0.081ppm、四軒在家区画整理地区内で、0.054ppm、谷保緑地で0.038ppm、いずれも、健康に生活するための0.02ppmを、上回っています。

 実は、私たち生活者ネットワークとその関連団体では、ここ数年、幹線道路で継続的にNO2の測定を行ってきました。
私は今回、その調査のデータが地図上にカラーポイントで示された図を見せながら質問しました。
 2006年6月、11月、2007年5月の3回測定で、甲州街道から3.3.15への入り口と、矢川駅入り口の交差点あたりを見ても明らかに赤に変化しているのがわかります。
赤で表示されているのは、0.08〜0.099ppmです。市の測定と合わせてみても矢川駅入口はいったん下がった数値がまた上がってきています。回答では石田街道の車輌規制も今だにできていないとのことです。
 道路新設によって、甲州街道の交通量が減少したというような話がされておりますが、現実には、環境の悪化は、減少しておらず、むしろ拡散されたということがわかります。
 環境アセスメントなどのしくみがあっても、実際に機能しているとは言いがたい状況にある中で、こうした市民の健康にかかわるデータは、しっかり基礎自治体が公表する義務があるのではないでしょうか。