議長選挙の結果

2007年5月25日 16時42分 | カテゴリー: 活動報告

クローズされた世界

 5月18日に、改選後はじめての議会、臨時会が開催されました。注目されたのは、何と言っても、議長選挙です。この臨時会に先立ち、全員構成による議員懇談会や会派代表者による世話人会が開催されていますが、これらの会は、議員は傍聴できても市民には公開されていません。「非公式の会だから、公開しなくても構わないのだ」という声もありますが、公開非公開の線引きは、なかなか難しいものがあります。この世話人会では、議長の選出については、選挙で行なうことが、決定しています。しかし、現実には、水面下での交渉があります。交渉と表現すべきか、攻防と表現すべきか、捉え方にもよりますが、先日の新聞報道にあった小平市議会と同様に、国立市議会でも、議長役を与野党で押し付けあった結果、正副議長を与党がすることになったのです。
 国立市議会は、先の改選で11(与党)対11(野党)+2(キャスティングボート)という構成になっており、議長を取った側が、案件の可否について不利になることが明白なため、与党は野党に、野党は与党に議長を取らせたかったわけです。選挙の前に、私たちから「議長になっていただきたい方」へ、幹事長を通じて、幾度か打診をしたのですが、ご本人は、なさりたい意思がありありなのに、野党議員からの同意が得られず「選挙で決まっても辞退せざるを得ない」とおっしゃるのです。
「なんですか〜?それって!」市民の方から、「意味わかんないよ〜!」という声が聞こえてきそうですね。
それは、野党とその方ご自身の事情です。世話人会では、「選挙でおこなう」ことが、決定しているのだから、公開の場で選挙し、受けられぬなら、そこで初めて辞退すればよいのです。もちろん再選挙になります。しかし、心優しい(!)与党の皆さんは、その方のご事情を配慮し、与党から議長を出す道を選んだのです。もちろん同意してしまった私自身にも責任はあります。クローズされた世界で、物事が決まっていくプロセスは、市民を愚弄する行為です。「なにもかも」とは申しませんが、基本的には、公開の場で決めるべきことではないでしょうか。
 議員控室の部屋割りについても、ドア数が限られているために、少数会派は、どうしても相部屋となります。生活者ネットも相部屋です。しかし、ある一人会派議員が、「ワガママで言っているのではない」と言いながら、一人部屋を主張し続けた議員懇談会など、これこそ市民に公開したいものだと思いました。