国立市と春川市の市民参加

2007年5月11日 15時14分 | カテゴリー: 活動報告

韓国からのお客様を迎えて

 新緑のまぶしいさわやかな一日、韓国の春川(チュンチョン)市からのお客様をお迎えしました。
 地域開発問題をめぐる問題を研究しているチームで、カンウォン大学やハンリム大学の教授や市民活動をしている方々ですが、国立市の市民参加のまちづくりについて話を聞きたいということで、来日されました。私は、この日、コーディネーター役を仰せつかり、みなさんをご案内しました。
 前市長の上原さん、新市長の関口さんにご協力願って、これまで市民がどのように市政に関わってきたのかを話していただいたり、また市民グループの方からは、駅舎保存の活動や自転車問題などを語っていただきました。
春川市は、江原道(カンウォンどう)にある都市で「冬のソナタ」の舞台にもなった地と聞いています。山と川が美しい湖畔の市から訪れた人たちの目にも、国立の大学通りや桜通りの緑の美しさは、際立っていたようです。印象的だったのは、自転車駐輪場にとても関心を持たれたことでした。韓国は車社会なので、このようなものはないのだそうです。ちょうど、お引き合わせしたのは、昨秋に「歩道ひろびろデー」を主催した「まちづくり∞自転車倶楽部」の方々だったので、興味深く話を聞いていました。
せっかく韓国の方にお会いできたのだからと、ランチタイムには、私からも1つ質問をしました。暗渠にされていた川を再生したことで有名な清渓川(チョンゲチョン)復元事業のことです。「あれは美談にされているけれど、そうじゃないんだよ」環境団体からは、新たな公共事業を生み、環境破壊だと批判されていたこと、この復元事業を公約に掲げてソウル市長となった李明博(イ・ミョンバク)氏は、「ブルドーザー」というニックネームを付けられていたことなどを話してくれました。聞いてみなければ、わからないものですね。
市民参加で、まちづくりをすすめる事は、行政も市民も根気が必要です。後日、私の手元に届いたメールには、「お会いした4人の市民の方が『挫折した』と言いながらも諦めず前に進む姿やその志の尊さに感銘を受けました」と綴られてありました。
 春川市では、予算編成に市民が参加しているとの話もあり、これを機会に、私もお隣の国の市民参加について学んでみたいと考えています。