3月議会 一般質問(07.03.02)その1

2007年3月2日 17時19分 | カテゴリー: 国立市議会

メディア・リテラシー(情報を読み解く力)について

(1)図書館について
 メディア・リテラシーというと、インターネットによる情報を操ることのように考える方も多いかもしれません。しかし、インターネットに限らず、私たちは、本や新聞、テレビ、ラジオなどあらゆるシーンで、情報のシャワーを浴びるような日常を送っています。メディア・リテラシーは、「情報を読み解く力」を指しますが、欧米ではすでに教育として根付いています。
 図書館には今、社会の急激な変化に応じた新たな役割が求められているのです」
このような指摘を受け、図書館では、これまで、どのような取り組みを実践されたのかを伺いました。

 教育次長からは、公共図書館は情報センターであり、多様な情報の提供が課題であり、きわめて重要との認識を示しました。

図書館に訪れる方々に、メディア・リテラシー関連の書籍の紹介コーナーを設けたらどうかと考えますが。

 「話題の本棚」で取り組みたいとの回答。

 また、メディア・リテラシーについては、刻々と新しいものも出ますので、新しく購入するときにも、ぜひ、入れていただきたい。利用者に説明するフロア・ガイドを設置するとよいのではないか

 ボランティアの音訳、点字、読みきかせとともにすすめたいとの回答。

(2) 学校教育について
学校教育の場でのメディア・リテラシーを学ぶための目的は、なにも「子どもをメディアの悪影響から守るためということだけではなく、「目の肥えたメディア利用者となるように支援」するためなのです。
 国立市で情報モラル教育実践のモデル校として、取り組んだということですが、情報モラルとメディア・リテラシーは重なる部分もありますが、本質的に違うと思います。国立の学校現場では、このメディア・リテラシーについてどのような取り組みがなされているのか聞きました。

 先生方の研修はやっている。図書館と連携を高めていくとの回答。

 たとえば、品川区立八潮小学校では、’02年に総務省の作った教材で、アクションシーンはどうやって作られるのか、別の音をつけてみたらどう見えるか。また自分たちでも作ってみよう。という授業をしています。杉並区の若杉小学校では、5年生の児童が、自ら番組を作るという授業をしています。「学校や地域の紹介する」をテーマに、自分たちで取材をしたものを映像にし、解説を加えていくもので、まさにコミュニケーションそのものだと思うんですね。
 現代人は、コミュニケーション下手とよく言われますが、相手の発信している情報を正しく読みとり、それを受け手が、また発信していく、この作業は、人間関係をより円滑にする一助になります。
 ぜひ、授業に生かしていただきたいと思います。

(3)消費生活について
 消費者には5つの権利があると言われています。
①安全を求める権利②知らされる権利③選ぶ権利④意見を聞いてもらう権利⑤消費者教育を受ける権利の5つです。
 「健全な環境の中で働き生活する権利」は、まさに憲法25条の精神に通ずるものです。
自治体は、さまざまな事例を市民に公表し、その安全を守る手立てを示す義務があるのではないでしょうか。