子どもたちのためにできること

2007年2月16日 15時11分 | カテゴリー: 活動報告

大人の責務を果たそう!

 少子化を憂う声は大きく、しかしその割には具体策に乏しい国の本質を如実に表したのが、先日の柳沢厚労相の「女は、産む器械」発言だったのではないでしょうか。その程度の認識だから、当事者の立場に立った施策など、打ち出せるはずもないのだと言わざるを得ません。
 国立では、上原市政になってから、子育て支援がすすみました。カンガルー広場など親子で集う場を地域に広げたこと、子ども家庭支援センター・ファミリーサポートセンターの開設、一時保育制度や産後サポーターなど、女性ならでは、の施策がおこなわれています。実は、この産後サポーターの制度は、私が議員になる前年に視察したニュージーランドで行なわれていた制度で、議員になりたての頃に提案したことが実ったものです。
 子どもたちにとって受難の時代と言われる昨今、私たち大人は何をすべきかが、問われています。「いまどきの子どもたちときたら!」と嘆くまえに、そんな子どもたちを育てているのは何も「親」だけではないのだということに、気づかなくてはなりません。何もかも「親だけの責任」に押し付けてしまえば簡単ですが、しかし、そこには、社会全体が子どもの育ちに関わっているのだという感覚が欠如しているのではないでしょうか。以前、生活者ネットワークの選挙のスローガンに「子育て介護は社会の仕事」を掲げたことがあります。これこそが、私たち生活者ネットワークの考える「真の子育て支援」です。親だけが孤立した子育てをするようなことのないようにしたいものです。赤ちゃん時代はともかく、立って歩くようになれば、その子どもを取り巻くすべての大人たちに、同じ時代を生きる子どもたちの育ちに「責任」が生じると、私は考えます。思春期の理解不能な世代を嘆き、罰だけを厳しくしてしまった少年法や教育基本法改悪は「人権」や思いやりにかける風潮を助長するものです。
 この世にパーフェクトな親などいるはずもなく、かく言う私も、決してパーフェクトな親ではありませんでした。子育て世代の人たちを、社会全体で温かく見守り、一人前の「親」となれるようサポートすることが必要であると私は考えます。生活者ネットワークでは、そんな心が通い合う施策を、市民の皆さんとともにすすめていきたいと思っています。