ありがとう!国立駅舎

2006年10月13日 14時35分 | カテゴリー: 活動報告

また逢う日まで

 たくさんの思い出のつまった国立駅舎は、10月8日の深夜をもって、その機能を終了しました。7日には、国立市による駅舎見学会が行なわれ、カメラを片手に大勢の人が駅前に集まっていましたが、これに先立ち生活者ネットでも、たましん前で遊説を行ない1000枚のチラシは、あっという間になくなりました。この線路の切り替えの行なわれた8日夜、駅舎を愛する人々の集う「えきれん」では、大型スクリーンにライトアップされた駅舎の映像を映し出しました。こういう場所には、胸がかきむしられるような思いになるので、行かないつもりでいたのですが、仲間がメールで知らせてくると、いてもたってもいられず、気がつくと私は自転車で闇の中へ飛び出していました。
 駅前には、前日の見学会と同様、駅舎との別れを惜しむ人たちが大勢集まっていました。
 最終電車が行ってしまうと、改札の前の一団から「ふるさと」を歌う声がおこり、その輪は波紋のように広がり、いつしかそこにいたみんなが歌っていました。「ああ、しばらく駅舎とはお別れなんだ」と思うと涙が溢れてきて、たまらずにこの場にきてしまったことを後悔しました。
 それから、まもなく券売機が取り外され、新駅へ付け替えられていきましたが、最後の券売機で記念に入場券を1枚買いました。5年後に、ふたたび駅舎と逢えるよう願いをこめて!
 10日に開催された国立市文化財保護審議会では、国立駅舎を文化財指定の答申を決定しています。あとは、25日に開催予定の教育委員会での決定を待つばかりです。また、駅舎の取り扱い方針に関する確認書も、4日には、JR・東京都・国立市の3者で取り交わされました。
いよいよ11月から、本体解体工事です。
 昨日、長男の参加するMIXIの「国立駅」のコミュニティには780人もの人が登録していることを知りびっくりしました。この駅舎に5年後、再会できるかどうかは、市民の思いが持続するかどうかにかかっていると思います。どうか、駅舎を愛したひとりひとりの心の中にその思いが、強く強く生き続けますようにと祈るばかりです。

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