予算は通ったけれど

2006年4月7日 15時11分 | カテゴリー: 国立市議会

3月議会こぼれ話

 丁度1カ月かかった3月議会は28日深夜で幕をとじ、2006年度予算が、成立しました。私が、議員になってこれまで、当初予算がすんなり通ったことがなく、今回の成立がはじめての経験でしたので、職員の喜びように逆にこちらが驚くほどでした。予算を通さなければ、市民生活に影響が出ますので、市長をはじめ職員も私たち与党議員も必死です。しかし、ご存知のように国立市議会では、与党の数が少ないため、何一つスムーズに事は進みません。今回予算が通ったのも、野党が主張し続けたコミュニティバス南部地域運行が、この4月から予定されていたため、「予算は通したくないが、バスが運行できなくなると困るから」ということだったようです。そのためかずいぶん、不条理な暴れ方もしてくれました。
 一般質問では、松嶋議員が教育問題を取り上げ、人権に触れる発言を繰り返し、さらに通告外質疑に及びました。議場は与野党言い争う声で騒然となりましたが、議長は一向にこれを整理せず松嶋議員の発言を許可し続け、また議長自身も品のない発言をするなど、まったくレベルの低さを露呈したものとなりました。このことで、20分間議会は空転。結局、松嶋議員自身は、最終日に発言の撤回を求めるありさま。私たちは、簡単に議事録から発言の削除をしただけで終わらせることは、許しがたいと、「松嶋議員の弁護士活動を冒涜し市民の人権を侵害する発言に対し、反省と関係者への謝罪を求める動議」を提出しました。ところが、提出した動議の理由文の中で、地方自治法第132条や国立市議会会議規則第94条の「第」の字が抜けているという理由で、この動議は認められなかったのです。
 こんな話をお聞きになったら、市民の皆さんは、あまりの馬鹿馬鹿しさにあきれることでしょう。最終本会議では、動議3本が提出され、うち1本は、野党が市長の教育委員会を空席にさせた責任を問う動議を出しています。この時、こちらが「報酬」と「給与」の誤りを指摘したことで提出者が動議を取り下げており、「第」が抜けたことでの取り下げ要求は、その仕返しと思われます。議会終了は、真夜中でした。
 大事な審議より、こんなことばかりに付き合わされる職員もお気の毒です。何より、この空転の時間もずっと拘束され続ける職員の人件費や光熱費などを考えると、市民の税金、こんな使い方でいいの?と思ってしまいます。