行政と議会は車の両輪というけれど

2006年1月20日 17時32分 | カテゴリー: 活動報告

これからの行政運営のあり方を探る

 時代は、刻々と変化していきます。その中で、普遍的なもののひとつとしてあり続けなければならないもの、それは、自治体運営をしていく上で、第一に何を考えねばならないか、何を基準に判断するか、ではないかと思います。「市民利益」が最優先であるのは当然のことであるはず、それでもなお、わが市政の中で、市民参加をことごとく否定する野党議員たち。あたかも、自分の支持者以外は、「市民」のカテゴリーから除外するとでも言うように。
 先日、東京ネット主催の学習会「議会改革の視点:協働型議会とは」に参加しました。分権の時代にあって、市民レベルは年々成長を遂げる一方、議会だけが旧態依然としている、そんな中にあっても、先駆的な取り組みをしている自治体はあります。市民にとって最優先課題は何か、を自覚して市民の声と真摯に向き合うために様々な、施策にTRYしています。北海道の栗山市議会では、年1回住民に報告会を開催して質問を受けたり、四日市市議会では、自治基本条例策定時には、42人の市民モニター制度を議会の特別委員会の中におきました。
 かく言う国立市でも、実は、昨年、議会への市民参加が実施されているのです。私も参加した清化園跡地利用特別委員会です。党派を超えて、真摯に市民意見と向き合おうとした良心が働いた有意義な委員会だったという印象があります。こんな市民参加が、議会の意志でできたのに、一体いま現状はどうなっているのでしょうか。
 昨年暮れの、駅舎保存問題然り、明和裁判の上告否決も、周辺の住民の思いにはまったく考えが至らず、企業利益に沿った発言や、関係のない(他地域の)市民の税金は使うな、など、自己中心的な発言がくり広げられました。もしも、自分や親しい知人がそこの住民だったら、どう判断するのでしょう? 見ず知らずの人ばかりだから、何もしなくていいという理屈は通りません。すべてのことが、「明日はわが身」ではないかと思うのです。ちょっと想像力を働かせれば、予測のつく話です。
 市民参加条例やまちづくり条例など、議会の判断を待つだけの条例案が、国立市にはあります。もっともらしい理由はつけるけれど、最初から是々非々で判断する気などまるでない市政運営は、市民に対して失礼極まりないものと、また、怒りを新たにしているきょうこの頃です。