決算特別委員会「歳出」(2日目)の質疑より

2005年10月7日 17時05分 | カテゴリー: 活動報告

“国立市の可燃ごみ”について

 10月1日には「環境フェスタ」が開催され、市は“市民ひとり卵2個分のごみ減量”を呼びかけていました。しかし市報では、「みんなの力でごみが減りました」と言っていますね。どういう種類のごみが減量されたのでしょうか。
 最近の傾向として、ごみの分別状況が悪化しています。ごみ問題審議会の「中間報告」によれば、資源回収量は横ばい状況にあって、分別の不徹底を原因としてあげているのです。可燃ごみに占める資源物(紙類や繊維等)の比率は、29%。不燃ごみにもビン・カンなどの資源物も入っているとのことです。その背景には、転入者の増加と行政による広報の不十分さも指摘されています。
 9月20日号の市報では「みんなの力でごみが減りました!」と書いてありました。それを見ると私は、ここで、満足しちゃダメでしょう!と思うわけです。前年度に比べて4.5%減りました、というけれど、年間一人当たりの量に直してみますと、2003年度は、931.2g、2004年度は、892gなので、減量できたのはわずか39.2gに過ぎません。目標は、一人当たり100gの減量でした。目標の半分にも満たない状況で、市民に向けて「減りました」だなんて、胸を張って言える状況にはない、と思います。
 今後は、廃棄物減量等推進委員の方がたに、ごみ減量のための伝道師となっていただいて、さまざまなシーンで、ごみ減量について語ってもらうなど、工夫を考えなければならないと思います。そもそも分別は、市民の税金を使って分別しているわけですから、改善しなければと思います。
 ごみ収集の有料化についても、周辺自治体が次々と有料化に向けて動きのなる中で、どのように市民合意を得るのかが、大きな課題です。行政が、きちんと為すべきことは、もうすべてやりつくしたよ、ということにならないと説得力がありませんから、ぜひとも、その覚悟で望んでいただきたいと思います。