駅舎保存の危機!

2005年9月16日 14時58分 | カテゴリー: 活動報告

駅舎をシンボルとしたまちづくりを

 国立駅舎保存のための曳き家工事設計委託料を含む補正予算が、この9月21日の最終本会議で、否決される見通しです。
 今から12年まえ、東京都は中央線高架化を発表し、赤い三角屋根の国立駅舎が解体されることを知らされました。93年、95年には、当時の市長も、東京都とJRに駅舎保存を要望しています。02年には、駅舎保存活用を望む陳情を、議会は全会一致で採択しています。ところが、中には、今になって保存のための曳き家費用について反対する議員がいるのです。当時、それぞれが、議会人として、財政措置も含めての保存に賛成したはずではなかったのでしょうか。まるで一貫性がありません。財政難にある国立市だから、いまさら保存のために多額の費用をかけるわけにはいかない、ということでしょうか。それなら、なおのこと、行きのチケットとして、東京都の補助金がついたこのチャンスを生かさなければならないはずです。今回、否決することで、今後の交渉が不利になることも考えられます。
また、それぞれ曳き家で移設したあとの戻る手立てがないから、反対という声もありますが、これまで解体撤去しか考えなかったJRがようやく話し合いのテーブルについたのです。これから協議をしていくというときに、戻す土地の確保を、市長が、迂闊に約束するわけにはいきません。議員のさまざまな思惑の中で、市民の望みの駅舎保存活用を断ち切るようなやりようは、許せません。
駅舎をシンボルとしたまちづくりを、全体構想として、これからも市民の皆さんとともに取り組んでいきたいものです。