緑の行方

2005年7月29日 17時48分 | カテゴリー: 活動報告

大規模伐採を止めなきゃ!

 夏のかんかん照りも、ちょっと日陰に入れば、ほっとひと息つけるものです。大学通りもさくら通りも、大きな樹々が、心地よい日陰をつくってくれるので、暑くても歩くのは苦になりません。
 しかし、近年、市内のあちこちで、このありがたい樹々が、どんどん減ってきていることに皆さんは、お気づきでしょうか。富士見台第一団地敷地内でも、ちょうど都議選の前から、大木がどんどん伐られてしまい、一体、どうなるんだろう、と心配していました。毎日、その場に見に行っていたわけではありませんので、しばらくたってから訪れた時には、あまりの変わりように言葉を失いました。
 これは、都市公団が、賃貸施設について適切な活用をはかるために2004年からの10年を計画期間とする「ストック総合活用計画」の一環で、屋外環境の改善を行なう「総合的団地環境整備計画」なのだそうです。
『屋外環境の改善』?あんなにバッサバッサと樹を伐っておいて、『改善』ですか?
国立市には、皆さんもよくご存知の景観形成条例があります。この条例では、面積が200平方メートル以上の伐採や移植については、届出をしなくてはならないことになっています。今年春に富士見台第三団地でケヤキの伐採があったときに市は大規模行為の届出の必要性があるということを公団へ伝えていました。にもかかわらず、今回の富士見台第一団地では、届出前に伐採がおこなわれてしまいました。がらりと環境が変えられてから、「知らなかった」は、お粗末です。条例があれば、安心とは言い切れない現実がここにはあります。
 一方、国立市には緑の基本計画もありますが、これも残念なことにアクションプランがあがってないこと、それを推進する審議会が、まだ立ち上がっていないことも問題です。また、期待されていたまちづくり条例の制定も自民・公明の反対で、宙に浮いたままになっています。景観条例だけでは、防ぎきれない緑の減少を、様々な網をかけることで、ストップさせたいものです。