女性による新たな地域防災

2005年7月15日 15時37分 | カテゴリー: 活動報告

女性の視点での仕組みづくり

 都議選のあいだ、しばらく市民参加のいろいろな会に参加する時間が取れませんでしたが、久しぶりに出かけてみると、自分が浦島太郎になったような気分になりました。ちょっと、間があいただけでも、そんなふうに感じるのだから、初めての方なら、なおのこと気後れするかもしれない、とあらためて参加者を増やす難しさを感じました。
 一方、地域の活動に目を転じると、「防災」は身近な問題なので、積極的に参加される方も多いようです。それでも、まだまだ男性中心の感が否めません。
 今年1月に開催された神戸防災世界会議で、政府が発表した防災協力イニシアチブには、防災分野でのジェンダーの視点が明記されました。政策決定段階において、女性の参加が少ないことも原因であるとして内閣府は、今年度中に改正予定の男女共同参画基本計画で、防災、災害復興を重点目標として盛り込むことになりました。
 国立市では、今年3月に国立市女性問題市民委員会が、第3次男女平等推進計画の進捗状況の点検、評価について答申が出されました。一般質問では、地域防災の仕組みづくりにどのように女性の視点を盛り込んでいくのかを問いました。中越地震で経験したように、仮設トイレや生理用品の不足、授乳の場所の問題など、女性の立場に立った対策が求められます。市でも、第4次男女平等推進計画策定にもかかわる重要な視点と考え、委員の選任も男性委員と女性委員に割合が、それぞれ全委員の3割から5割になるように努めるということでした。
 また、女性による防災組織を結成している地域があることを例にとり、新たな自主防災組織結成には、PTAを通じての参加呼びかけを提案しました。
地域でのコミュニティが、希薄になりつつある昨今、身近な問題を地域の人たちも共に、学校という場を介して、あらたな人と人との結びつきができて、災害から身を守るための対策ができることが重要です。市教委、学校、総務部が、連携して取り組むには、ハードルがまだ、いくつかありますが、早期実現を願っています。