教科書採択の夏 

2005年7月8日 16時07分 | カテゴリー: 活動報告

子どもたちに相応しい教科書を

 怒涛の都議選も終わり、街の中に静けさが戻ってきました。大西ゆき子は、3期目の当選を果たすことができました。支えてくださった方々へは、感謝の気持ちで一杯です。今後も、市政都政連携して活動してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 さて、今回は6月議会の一般質問の報告を続けます。
 文部科学省は、ことし4月来年から使用される中学校用教科書の検定結果を発表しました。今回は、検定基準の改正により導入された発展的な学習の内容は、全ページ数の1割程度までの記述が認められるなど、ゆとり教育や学校週5日制による学習内容の削減が原因と言われる学力低下への危機感を払拭する目的のようです。この夏、中学校の教科書採択が行なわれますが、一般質問では、前回の採択をどのように総括し、今回の採択へ取り組むのか、また、市民への情報提供について問いました。
 教育委員会としては、採択事務の円滑な進行に留意し、その過程の情報の公開や、採択についての説明等を積極的に行なうなど、公平性、採択事務の透明性の確保等に努めるとの回答でした。問題は、教科書の選定について、現場の教員や市民の意見がきちんと反映されるかどうか、です。今回も、5月25日〜6月24日の期間、くにたち中央図書館と公民館で教科書の展示と意見募集をおこなっていますが、市報でお知らせしただけです。私からは、学校を通じて、教育委員会から保護者へ、教科書展示のご案内とアンケートへの参加の呼びかけをおこなってほしいと提案しました(今回は、スケジュール的に間に合わなかったため、次回から)。
 また、各校の教員で組織される調査研究委員は校長が判断し推薦、教育委員会が依頼します。1校に同じ教科の教員が複数いる場合には、校長の判断のみに委ねず、教員同士が話し合って決めることも大切であることを指摘しました。
 首相の靖国参拝問題で日中関係が揺れる中、子どもたちにとって相応しい教科書選びは、注目されるところです。次代を担う子どもたちには、過去の歴史的事実を理解する力を身につけてほしいと願うばかりです。次回教育委員会は、7月13日で、教科書審議会の報告がなされます。正式に採択される日時が決定されます(多分8月上旬)。どうぞ、皆さんも傍聴にいらしてください。