開かれた学校

2004年11月12日 14時07分 | カテゴリー: 活動報告

習志野市・秋津コミュニティ見学

 11月7日、基本構想ぷらっとくにたちのテーマ③「ひとを育てる・守る」分科会企画で、習志野市にある秋津コミュニティの見学会に参加してきました。
 習志野市の中でも秋津は東京のベッドタウンとして急速に住宅が増え、住民の数は約7500人。習志野市立秋津小学校は1982年にできた新設校です。秋津コミュニティは、そこにできた生涯学習を推進する<自主・自立・自己管理>の任意団体です。

 きっかけは、文科省の「生涯学習研究指定校」になったことでした。日常的に、空き教室を利用して35ものさまざまなサークルや団体が活動していますが、地域ぐるみの運動会やお祭りをはじめとした多くのイベントを開催してきました。校庭には、お父さんたちの手づくりの滑り台(子どもたちは‘砦’と呼ぶ)、鶏小屋、ビオトープや水田などがあり、全く羨ましいかぎりです。
「学校を基地にお父さんのまちづくり」の著者であり、秋津小学校前PTA会長の岸祐司さんは、今では全国各地から講演の依頼があり、残念ながらお目にかかることはできませんでしたが、ご夫婦で一緒に活動していらっしゃる車育子(チャ・ユッチャ)さんに、お話をうかがいました。
車さんは、ユーモアに溢れていてエネルギッシュで、「この活動が楽しくてたまらない」といった様子で、「金の切れ目が縁の切れ目になっちゃうから、補助金はいらない」と言います。(市からの予算は、なんとたった3万円!)会費を集めて運営しているのだそうです。
 大阪の池田小学校の悲劇から、閉ざされた学校が多い中で、ここは対照的です。「人の集まりの生垣で、子どもを守る」という車さんのことばが、印象的でした。

 国立市の学校現場の閉塞感を解決するための、大きなヒントを得た1日でした。