どうなる?2004年度の国立の予算

2004年3月19日 17時21分 | カテゴリー: 活動報告

一般会計予算案委員会で否決!

 恐れていた最悪の事態になってしまいました。来年度の予算が否決されてしまいました。
 3月8日から11日までの4日間、次年度の予算を審議する予算特別委員会が開催されました。市報や新聞ですでにご存知のように、「国立の財政がピンチ」なのですから、今回の争点は、この財政危機をどう乗り切るか、でした。このような苦しい状況下でも、上原市長は「健康で生きがいのある地域づくり」を目標に、特に子どもとお年寄りの施策を中心に据えた予算編成をしました。
 今回明らかになった国の制度改革により国立市には、地方交付税が入らなくなり、交付税の代わりに市が国から借金ができる臨時財政対策にも制限がつけられました。市の財政調整基金からの取りくずしも2億から4億に変更しても、なお不足します。予算をどう削るかが問題ですが、この機会に以前から課題となっていた補助金の見直しに思い切って着手したのです。さまざまな団体に出していた補助金について、①公平性②必要性③効果・経済性の3点について一定の判断をしました。
当たり前のことですが、どの補助金を削っても、不満の声は否めません。今回は、2002年8月に発足した庁内の行政財政健全化検討委員会の報告を基に緊急措置として提案したものですが、本来、第三者機関で調査研究し、公開しながら検討することが望ましいと思います。市長は今回、公募市民も入れての補助金等審議会の設置を提案していたのですが、これも委員会で否決されてしまいました。「庁内だけで補助金の見直しをした結果が気に入らない」と言っているのに「市民参加の補助金等審議会設置もだめ」と言うなら一体どうすればいいというのでしょう!ある議員は、「財政調整基金をすべて取り崩せ」と言います。この財政調整基金、いわゆる『財調』というのは、一般家庭の預貯金にあたるものです。ローンを抱えている家庭でさえも貯金をゼロにすることなどしないはずです。普通は、節約をし貯金にはなるべく手をつけないようにするでしょう。
 予算が、否決されたことで市民生活に影響が出る恐れがあります。とりあえず、2ヶ月の暫定予算を組み、この間に本予算の修正をするのですが、遅れれば遅れるほど、施策の実施が遅れます。まず、小中学校で予定されている耐震工事や温水シャワーの工事などは、工事期間が限られていますので、早くしなければ間に合わなくなってしまうのです。昨年、第7小学校の耐震工事後に基準値を超えるキシレンが検出されたことは、皆さんの記憶に新しいところだと思います。
どうか、皆さんも、今後の議会の動きに注目してください。理屈に合わないことを平気で言い立てるのは、いったい誰なのか、市民の皆さんに見極めていただきたいと思うばかりです。