ひとつになった思い

2004年1月16日 16時50分 | カテゴリー: 活動報告

「自衛隊行くな!イラクに行くな!」

 東京生活者ネットワークでは、新年5日に緊急集会「私たちはテロ以降をどう生きるか」を開催しました。市民外交センター代表であり、国際人権NGOネットワーク代表でもある上村英明さんから、緊急提言をしていただき、参加者全員で、自衛隊のイラク派兵を止めるための「1・5緊急集会アピール」を読み上げました。
 北風に煽られる寒い1月11日、日比谷公会堂でのアクション111‘自衛隊のイラク派兵に反対する意思表示を’に出かけました。
この日は、主催者側の心配を見事に裏切り、1700人以上が集結しました。自衛隊のイラク派兵反対のメッセージが、高校生や一般の市民はもちろんのこと吉永小百合さんら多くの著名人からも寄せられました。午後1時11分には、参加者めいめいが持ち寄った楽器など、音の出るもの(私は、上高地で買ったバードコールを持参)で、一斉に「自衛隊行くな!イラクへ行くな!」の声を上げ、音を立てました。(これは、全国各地で同時に行われました)
 このところ毎週のように、こうした集会が全国あちらこちらで開催されています。「国際社会の一員として、日本もイラクへ人道的支援をすべきだ」との声があります。イラクの人たちに支援したい気持ちは、みな同感です。しかし何故それが自衛隊なのか、今なのか、そこが問題です。
アメリカが一方的に起こした戦争なのに、これを支持する小泉政権のやり方は、アジアの人々にはどう映っているのでしょうか。憲法9条に謳ってあることは、一体何だというのでしょうか。危険を顧みず、イラクで今もっとも必要とされている「子どもたちへの緊急医療支援」を続けているNGO、日本国際ボランティアセンターの人たちがいます。支援は、自衛隊でなくともできるのです。
いずれ時が来れば、憲法改正の議論が国会の場でなされるでしょう。しかし、憲法を変えるかどうかは、「国民投票」によって決められるのです。集団的自衛権をどうするのかも含めて、自衛隊の存在そのものも、私たち一人一人に決断が迫られます。戦後半世紀、私たちが世界に誇る平和憲法を、アメリカの押し付けと批判する改憲論者がいますが、押し付けであろうとなかろうと、この国がこれを憲法としてきた厳然たる事実があります。
上村英明さんは、「イラクで自衛隊員が死ぬことより、自衛隊員が正当防衛と称し、イラク人を殺(あや)めることを危惧する」とおっしゃいましたが、私も同感です。人を殺すことのできる人間をつくるための憲法ではなかったはずです。いま私たちは、このことこそ真剣に考えなければなりません。