大阪のごみ処理を視察

2003年11月14日 15時51分 | カテゴリー: 活動報告

広域処分組合議会25市1町から57名参加

 去る11/10,11に、三多摩地域廃棄物広域処分組合議会の視察で、大阪府茨木市環境衛生センターと大阪湾広域臨海環境整備センターを訪れました。
 何故、今回の視察地にここが選ばれたのか、「このような施設を三多摩にも作りたい」というのかは、わかりませんが。(行政視察はそんなモノかも・・)
この茨木市の施設は日本でも最新技術の「全連続高温溶融炉」(日量150トン炉×3基)を採用しています。資源ごみを除く普通ごみと粗大ごみすべて(生ごみからストーブまで)を燃やす能力があり、溶融物(スラグ、鉄)は全量を再資源として利用しています。つまり、残渣は集塵灰だけ。最終処分の量は、容積比で20分の1、飛灰の量は全体の約6%だそうです。そして、私たちが1番心配するダイオキシン類については、発生防止等ガイドラインを遵守しているとのこと。そして、一方、大阪湾につくられた臨海環境センターは、2府4県195市町村のごみの最終処分場です。(私たちにとって、二ッ塚処分場)
「大阪湾フェニックス計画」と名づけられたこの事業は、
尼崎沖、泉大津沖、神戸沖、大阪沖(建設中)の4つの埋立地に処分場を建設し、9つの各基地から廃棄物を集めて埋め立てています。説明では、事前審査に合格したごみだけを搬入しているとのことでした。(だいたい、フェニックスなんて命名自体、ごみ問題に対する真剣さが足りない!)
しかし、先のダイオキシン類についても、この埋立地の事前審査、やCODの値も、住民は当局の発表を信ずる以外ないのです。ここで私は、彼らの云うことに嘘偽りがあるというつもりはありませんが、こういった検査の類は、たとえ自分自身が調査に立ち会ったとしても絶対に安全だなどとは、明言はできません。
現在、全国的にごみ問題は、かなり深刻な状況です。
いま私たちは、この危機的状況をいかに多くの人に知らせていくかが、課題です。しつこく云いますが、リサイクル率がいくら上がってもダメなのです。リサイクルはリサイクルでしかなく、「ごみ」そのものが減ったわけではありませんから。私たち一人ひとりが、家庭にごみを持ち込まない努力が必要です。